和暦日々是好日 4

「和暦日々是好日」より LUNA WORKS

 今回は『トキの節目』です。

 「日本人は長い間、月の満ち欠けと、季節の変化という

異なる二重の時間軸を感じながら、生活していたのです。

 今は直線的なひとつの時間軸しか意識されていませんが、

当時の人々にとってはなんの違和感もなく、どちらも必要な

ものでした。

 『月の満ち欠け』は宗教上、重要な意味を持ち、多くの祭りや

行事は満月の日に行われていました。電気のない時代、満月は

大切な夜間照明でもありました。また満月だけでなく新月、上弦、

下弦の日も重要視されていました。季節の変わり目も衣食住の暮らし

に関わる区切りとして、トキの意識を新たにするものでした。

 古く日本のトキは、神秘的な領域と関わっていたといわれています。

トキという言葉は休日や祭日のセチ(節)を意味し、それ以外の日常を

アイダと呼んでいました。「時間」はトキとアイダをセットにした

近代用語です。この関係は、植物の姿に似ています。

 植物は茎と茎との間に、新たに発展するための節目を作って、

そこから芽をつけ、枝葉を伸ばし、花を咲かせます。人間にとっても

節目は、日常という流れの中の重要な転換点であり、立ち止まり、

リセットして新たに発展していくための休息日であったのです。

江戸時代まで全国統一された休日はほとんどなく、それぞれの共同体や

職業に応じて、適宜、休みをとっていました。

 節目の日には村人全員が仕事を休み、みんなでごちそうを作って

野山で過ごしたり、海や川で禊ぎをするなどの風習が、行事日や

祭日となっていたと考えられます。本来の休日やハレの日は月や

季節の節目にあって、自然界や宇宙の摂理に密接につながっていた

のです。週休制が普及するとともに休日は、月とも太陽とも関係の

ないものになった、ともいえます。」


新月と満月を意識し始め、そのサイクルで行動するように

なると、なんだろう・・・気分がいいです。

うまく言えないですが。本来の動物的な感では

こっちが本当なのかなと・・・

植物の節の話もおもしろい。

すべてがつながっているというか・・・