
2019年
03月23日
和暦日々是好日 3
「和暦日々是好日」より RUNAWORKS
今回は、「和暦のしくみ」
「一般にいう旧暦とは太陽と月の周期を併用した太陰太陽暦で、江戸末期に施工された「天保暦」に近いものをさしています。おおまかにいうと太陽のリズムでわかるのは季節、月のリズムでわかるのは日にちです。
朔日(ついたち)の語源は月立ち、晦日(つごもり)の語源は月籠りです。「三日月」という言葉も現在までそのまま使われているように、各月の一日は必ず新月で、十五夜がほぼ満月、八日前後が上弦の月、二十三日前後が下弦の月になります。夜空を見上げれば、誰でもだいたいの日にちがわかります。
一年のはじまりは立春(新暦2月4日)に近い新月の日。立春前の新月から始まる年もあれば、立春後の新月から始まる年もあります。太陽の周期から計算される二十四季節気は、毎年ほぼ一定して変わることがありませんが、日付は年によって前後しながらスタートします。
また一年が十三ヶ月になる年があります。月の満ち欠けは十二ヶ月で約354日。地球が太陽をめぐる一太陽年は約365日。その差が大きくなる数年に一度、(正確には十九年に7回のメトン周期による)閏月を入れ、一年に十三ヶ月とすると、二つの周期のずれをうまく調整できるというしくみになっています。閏月の設定には、二十四節気が関係しています。
このように太陽のめぐる大きな歯車と、月がめぐる小さな歯車が噛み合って回っているために複雑に思われがちですが、ベースになっているのは月の満ち欠けです。月の一ヶ月は平均すると29.53059日ですが、楕円軌道を描いている月の移動速度は一定ではありません。
月の動きに忠実であろうとする旧暦では各月の日数が二十九日になる月と三十日になる月があり、それぞれを「小の月」「大の月」と呼んでいました。」
あー、読みながら心が静かになっていくような気がします。
落ち着く。最近、急に旧暦が気になり、その暦を元に行動し始めています。
気持ち的にも身体的にもとてもいい感じです。
まだ、この話は続きます。私がとても気に入っているのでどうしても紹介したくて。